最近、「ウイルス感染」や「セキュリティ警告」などの偽のセキュリティ警告画面を表示させることによって金銭をだまし取る「サポート詐欺」が増えています。

偽のセキュリティ警告とは

WEBサイト閲覧中にウイルス感染やセキュリティ上の問題があるかのような偽のセキュリティ警告画面を警告音とともに表示させるものです。
突然表示された偽のセキュリティ警告画面に表示されているMicrosoftやWindowsのサポートを騙った電話番号に電話をすると、パソコンの遠隔操作ソフトをインストールさせてパソコンの中身を閲覧・操作されたり、高額なサポート料金を請求されてしまいます。
コンビニエンスストアなどでギフトカードを購入してくるように指示されたり、インターネットバンキングから支払わせたりするなど支払い手口も増えているため、注意が必要です。
こういった画面が表示された場合は、絶対に記載の電話番号への連絡はせずに画面を閉じていただきますようお願いいたします。

偽のセキュリティ警告画面が表示された場合

偽のセキュリティ警告画面が表示されても実際にはウイルスに感染していたり、セキュリティに問題があるわけではありませんので落ち着いて画面を閉じていただければ問題ありません。
大音量で警告音やアナウンスが流れる場合もありますが、パソコンの音量を下げるなどして落ち着いて対応してください。
絶対に表示された電話番号へは連絡をしないでください。

偽のセキュリティ警告画面の閉じ方

  1. キーボードの【Esc】キーを長押しして全画面モードを解除します。
  2. 偽警告画面が表示されているタブの【×】ボタンをクリックします。
  3. 「このページから移動しますか」等と表示された場合は、「このページから移動する」をクリックします。

以下のページにて偽警告画面の閉じ方を体験することができます。操作方法を体験いただくことをお勧めします。
偽セキュリティ警告(サポート詐欺)対策特集ページ(IPA 情報処理推進機構)

偽のセキュリティ警告画面で困ったら…

偽のセキュリティ警告画面で困ったり不安に思った場合は、最寄りの消費生活センター等や警察へ相談しましょう。

  • 消費者ホットライン「188(いやや!)」
    最寄りの市町村や都道府県の消費生活センター等をご案内する全国共通の3桁の電話番号です。
  • 警察相談専用電話「#9110」
    生活の安全に関わる悩みごと・困りごとなど、緊急でない相談を警察にする場合の全国統一番号です。
    電話をかけると発信地を管轄する警察本部等の相談の総合窓口に接続されます。
  • 情報セキュリティ安心相談窓口(IPA:独立行政法人情報処理推進機構)
    表示された警告画面の消去方法等、パソコンに関する技術的な相談に対してアドバイスを求めることができます。電話またはメールで相談できます。
    情報セキュリティ安心相談窓口

参考サイト

パソコンで警告が出たらサポート詐欺に注意!-70歳以上で大幅に増加-(独立行政法人国民生活センター)
偽のセキュリティ警告に表示された番号に電話をかけないで(IPA:独立行政法人情報処理推進機構)
サポート詐欺の偽セキュリティ警告はどんなときに出るのか?(IPA:独立行政法人情報処理推進機構)
サポート詐欺の電話番号に電話をかけてみた(日本サイバー犯罪対策センター)

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